マルタウグイ

ふくちん@りっぷ

2013年03月12日 13:20


 東から太陽が顔をだす少し前、何かに誘われるように目を覚ます。
毎度の事ですが、 ”釣りとはなんて健康的な趣味なんだろう” と思います。

わざわざ休みの日に夜明け前に起き、自転車を15分漕ぎ、冷たい水に浸かり無心で竿を振る。

我ながらご苦労なことです。でも楽しいんだから仕方ない。
例のごとく、そんな”ご苦労な人たち”は朝早くから多摩川へ集まってきます。 ご苦労様です。

私が着いた時にはすでに7,8人はいたでしょうか。
これからもっと人が増えることを考えると、早起き合戦は熾烈さを極めそうですね。

マルタウグイは大抵、暗いほうが活性が高いようです。
早朝の瀬は登っていくマルタウグイでごった返していました。

オレンジ色のスプーンを投入すると早速一匹目が釣れました。
しかし連発とまではいきません。。

横でフライの方が一投一釣といったかんじで、まるでカツオの一本釣りのようにマルタを上げていきます。
相当の手練でしょう。


鮭は種類によっては遡上中は餌を食べないと聞きますが、フライやルアーで釣れます。
これはいわゆる反射食い(リアクションバイト)によるものだと何かでみた記憶があります。

マルタの場合はどうでしょうか。

瀬の下流側にいる待機マルタの場合は、フォール中のルアーをひったくるように当たる時もあったりと、
捕食しているのではないかと感じる時もあります。

一方瀬付きを行なっている最中のマルタは、どうも餌を食べるというよりは、
流れてくる物体が邪魔で口で攻撃しているような気がします。営みが忙しくて餌どころではないはずです。
若しくは、たまたま口に入っちゃったとかも考えられます・・・・・

なので、食わないはずのマルタにどうすれば口を使わせることができるか。
1つは、アップストリームキャストだとおもいます。(若しくはアップクロス
もう一つは極力ボトム付近を狙うことだと思います。
ニゴイもそうですが、コイ科の魚はみんな口が下をむいています。
ということは下にある餌を食うはずです。

ダウンに投げてルアーを引けば、当然ルアーは川の流れの抵抗を受けて浮き上がります。
多くの人がスプーンを投げていますが、スプーンは浮き上がりやすいルアーの一つではないでしょうか。

スプーンを投げていて、あまりアタリがこないという人は、是非アップストリームキャストを心がけてみてください。


私は今年の目標を、プラグでマルタをたくさん釣るということにしています。
この週末では、意外なルアーで連発し面白かったです。

せっかくたくさんマルタがいるのですから、みなさんも色々なルアーで試してみてくださいね。
どんなルアーでも同じですが、シングルフック&バーブレスは忘れずに!

ではまた多摩川で会いましょう。



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