例のごとく、そんな”ご苦労な人たち”は朝早くから多摩川へ集まってきます。 ご苦労様です。
私が着いた時にはすでに7,8人はいたでしょうか。これからもっと人が増えることを考えると、早起き合戦は熾烈さを極めそうですね。マルタウグイは大抵、暗いほうが活性が高いようです。早朝の瀬は登っていくマルタウグイでごった返していました。オレンジ色のスプーンを投入すると早速一匹目が釣れました。しかし連発とまではいきません。。横でフライの方が一投一釣といったかんじで、まるでカツオの一本釣りのようにマルタを上げていきます。相当の手練でしょう。
鮭は種類によっては遡上中は餌を食べないと聞きますが、フライやルアーで釣れます。
これはいわゆる反射食い(リアクションバイト)によるものだと何かでみた記憶があります。
瀬の下流側にいる待機マルタの場合は、フォール中のルアーをひったくるように当たる時もあったりと、
捕食しているのではないかと感じる時もあります。
一方瀬付きを行なっている最中のマルタは、どうも餌を食べるというよりは、
流れてくる物体が邪魔で口で攻撃しているような気がします。営みが忙しくて餌どころではないはずです。
若しくは、たまたま口に入っちゃったとかも考えられます・・・・・
なので、食わないはずのマルタにどうすれば口を使わせることができるか。
1つは、アップストリームキャストだとおもいます。(若しくはアップクロス
もう一つは極力ボトム付近を狙うことだと思います。
ニゴイもそうですが、コイ科の魚はみんな口が下をむいています。
ということは下にある餌を食うはずです。
ダウンに投げてルアーを引けば、当然ルアーは川の流れの抵抗を受けて浮き上がります。
多くの人がスプーンを投げていますが、スプーンは浮き上がりやすいルアーの一つではないでしょうか。
スプーンを投げていて、あまりアタリがこないという人は、是非アップストリームキャストを心がけてみてください。
私は今年の目標を、プラグでマルタをたくさん釣るということにしています。
この週末では、意外なルアーで連発し面白かったです。
せっかくたくさんマルタがいるのですから、みなさんも色々なルアーで試してみてくださいね。
どんなルアーでも同じですが、シングルフック&バーブレスは忘れずに!
ではまた多摩川で会いましょう。
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